KTM・250アドベンチャーは、2021年の新型モデルとして登場した。KTMブランドのトラベルエンデューロにおけるエントリーモデルだった。250デュークと同系の排気量248.8ccの水冷単気筒DOHCエンジンを、トレリス形状のフレームに搭載し、スリッパー機構の入ったクラッチと6速ミッションを組み合わせた。フロントサスは倒立式で、前後のブレーキにはオフロード走行用のABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されていた。これは、リアブレーキへの介入をカットして、後輪スライドを可能とさせるもの。※海外専用モデル。2020年11月現在、日本への導入情報はない。