F4クラウディオは、2018年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)を前に発表されたF4のスペシャルモデル。クラウディオとは、カジバの代表にして、20世紀末のMVアグスタ復活を率いた、故・クラウディオ・カスティリオーニ氏の名前で、彼の名前が冠されるのは、頭文字をとった「F4 CC」(2006年)以来のことだった。F4クラウディオは、F4 RCと同様に特別なチューニングを受けた998ccの直列4気筒Corsa Cortaエンジンを搭載し、ストック状態で205HPを、専用ECUとSCプロジェクトのエキゾーストからなるレーシングキット(同梱)を組み合わせれば、212HPの最高出力を発生した。世界限定200台のみが販売された。