RG125ガンマは、2スト125cc水冷単気筒エンジンを搭載した、原付2種のスポーツモデル。レーサーレプリカのような形を得るのはモデル後期で、1985年の登場時は、大型の「風防」という言葉がぴったりなハーフカウルを備えたモデルだった(NF11F)。1991年のモデルチェンジを経てNF13Aとなったあと、RGV250ガンマのような、先鋭的なレーサーレプリカスタイルになった。かたちは大きく変わり、エンジンもショートストローク化されたが、その出力は同一で、125cc以下の排気量から22psを発生させていた。これはリッターバイクに換算すると170ps以上の高出力ユニットということになっていた。