ロイヤルアロイのGP125Sは、排気量124.2ccの水冷4スト単気筒DOHCエンジンを搭載したスクーターだった。この英国メーカーは、1960年代から70年代のイタリア製スクーター(のデザイン)を「復刻」するかたちでラインナップしており、GPシリーズは、1970年代のランブレッタ・シリーズ3がモチーフになっていた。キャブレターではなくフューエルインジェクションが組み合わされ、前後連動式のディスクブレーキを採用。前後ライトはLEDで、液晶メーターには、タコメーター、燃料計などを表示していた。なお、モデル名にSが付かないGP125は、空冷エンジンを搭載。エンジンと組み合わされるインジェクションが異なるだけで、基本的には同一の姉妹モデルだった。