シンプルで、「これぞモーターサイクル」ともいうべきスタイルのレジェンド150Sは、タイのGPXが生産するモデル。2015年に登場したレジェンドシリーズの中で、2018年にマイナーチェンジしたレジェンド150Sが、2018年のGPXジャパン設立とともに、日本国内でも輸入販売されることになった。エンジンは排気量149ccの空冷単気筒で、ミッションは6速マニュアル、フロントブレーキはディスク式で、レトロなフォルムをまとっていながら、単眼のメーターには、燃料計もシフトポジション表示も備わっていた。レトロなトラッカースタイルの150ccモデルは、2018年末現在の国内ラインナップには存在せず、ライバル不在とも言えた。