1982年6月に発売された125Tカスタムは、78年から販売されていたベンリィCM125Tの後継モデル。125Tカスタムと同時に、125Tマスターも登場した。ともに、125cc2気筒ベンリィシリーズと同じ、空冷4スト並列2気筒OHCエンジンを搭載し、4速ミッション、エンジン始動はセルフスターターのみとなっていた(CM125Tまではセル・キック併用)。「カスタム」と「マスター」の違いは、250Tマスター/LAカスタムのようにブレーキが異なったりするわけではなく、シート設定。125Tカスタムは、ゆったり二人乗り可能なダブルシートを採用しており、その面では、ベンリィCM125Tの直系はこちらのほうだった。