50ccのリードが、1998年にフルモデルチェンジを受けた際、それまでラインナップされていたリード90が、排気量を拡大するかたちで登場したのが、リード100だった。発売は、リード(50)よりも2週間ほど遅い98年3月10日から。翌年10月から始まることになっていた原付2種に対する平成11年排出ガス規制に、いち早く適合するモデルとしての登場だった。空冷2ストローク単気筒エンジンの排気量は、リード90の89ccから101ccに拡大され、出力は8.4psから9.4psにアップ。フロントサスも、リード90までのボトムリンク式から、テレスコピック式に変更された。また、前後連動式のコンビ・ブレーキを新採用。2001年には盗難防止のための機能が追加された。リード100の次の「原付2種」スクーターは、2008年登場のリード(110)。またも排気量が大きくなり、エンジンは4ストロークに変更されていた。