1911年に誕生したBenelli(ベネリ)。かつてサーキットレースでも活躍したが、モトグッツィとの合併(1988年)などを経て、ブランドが消滅した時期もあった。その後復活し、日本でも、3気筒モデルのトルネードなどが販売されていた。中断後、2020年にはバイクパーツの製造・輸入大手 PLOT(プロト)が輸入元となって、日本市場へ再上陸した(2021年から)。導入された4モデルのうちのひとつ、TNT125(トルネードネイキッドT125)は、前後12インチホイールのコンパクトスポーツ。空冷の124.8cc単気筒エンジンを搭載し、日本では「原付2種」クラスにあたった。車格としては、グロム(ホンダ)やZ125プロ(カワサキ)が競合するモデル。TNT125は、5速ミッションを搭載していた。