2001年6月にラスベガスで行われたUSディーラーミーティングで、2002年のニューモデルとして発表されたのが、ロードスターウォーリアだった。すでに販売されていたXV1600・シリーズをベースに、よりパフォーマンスレベルを向上させたスポーツクルーザーとして開発されたモデルだった。エンジンは、XV1600用の空冷49度V型2気筒OHV4バルブをベースに、シリンダーボアを2ミリ拡大(97mm)したロングストローク型(113mm)でh、排気量を1,670ccまで拡大したもの。フロントフォークは倒立式で、同じくフロントのブレーキはダブルディスク式。前後ともにラジアルタイヤを採用していた。2into1のマフラーは、サイレンサー部が160mm径・570mm長もある迫力サイズだった。高めの位置にマウントされたのは、バンク角に余裕を持たせるため。走りのエキサイトメントを求めた刺激的なモデルだった。