2018年に発売された959パニガーレコルセは、959パニガーレをベースにした上位モデル。かつての848EVOに対する、848EVOコルセスペシャルと同様の設定ではあるが、959パニガーレは、ベースモデル時点で、トラクションコントロールやクイックシフターを標準装備しており、そのうえライディングモードも選択可能になっていたため、959パニガーレコルセは、足回りなどの強化によって、走行性能を強化したモデルだった。主な特別仕様は、前後サスがオーリンズ製になっていたこと（ベースモデルは、前：ショーワ/後：ザックス）や、やはりオーリンズ製のステアリングダンパーが備わり、軽量なリチウムイオンバッテリーが採用されていたことだった。また、サイレンサーはチタン素材のアクラポヴィッチ製を採用していた。955ccのスーパークアドロエンジン、アルミモノコックフレーム、ホイールなどは、959パニガーレと同じ。
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