1977年モデルから展開されたGS750に、キャストホイールを採用したバリエーションモデルとして、1978年7月に発売されたのが、GS750Eだった。なお、車名末のEは、キャストホイール車をあらわすアイコン。後に珍しい装備ではなくなるキャストホイールだが、日本国内での販売が認可されたのは、GS750Eが登場する直前の78年5月だった。4スト空冷4気筒DOHC2バルブのエンジンやフレームは、GS750と同様。78年初頭に、ダブルディスク化されたGS750-2がベースになっていた。なお、スズキのGSシリーズにおいて、Eはキャストホイールを、Sはビキニカウルを、Gはシャフト式ドライブをあらわしていた。