ファンティックXE125は、2019年のミラノショー(EICMA)で発表され、2020年モデルとして新発売されたエンデューロモデル。排気量124ccの水冷2ストロークエンジンを含むコンポーネンツ類は、ヤマハから提供されたもの(クロスカントリーレーサーのYZ125X用)で、これは、ファンティックがモトーリミナレリ(ヤマハ傘下)からエンジンを調達していた関係性の上に成り立っていたものだった。このXE125と、モトクロスモデルのXX125を以て、ファンティックは、オフロードレースシーンへの復帰を果たした。※XE125は公道走行可能だが、同時に発表されたXX125(モトクロス)はナンバー取得、公道走行は不可だった。