2019年シーズンから、MotoGPのMoto2クラスにエンジンサプライヤーとして参入したトライアンフ。この英国メーカーが、Moto2用エンジンを搭載した市販車として、限定発売したのが、デイトナ Moto2(TM) 765 リミテッドエディションだった。MotoGP2019シーズンの第12戦が行われた週末に、シルバーストーンサーキットで発表された。生産台数は、アメリカとカナダで計765台、欧州、アジア、その他の地域でも、計765台の限定で、各車にはシリアルナンバーが入っていた。フェアリングはフルカーボンで、トラック(サーキット)モードを含む5つのライディングモードが選択可能。シフトアップ/ダウン対応のクイックシフターも装備。アロー製のチタンサイレンサーを採用していた。Moto2(TM)を運営するドルナスポーツ社も公認の、正真正銘の公道走行可能なMoto2(TM)マシンだった。※日本での発売は、2020年2月予定(2019年8月発表時)