2014年に発表され、2015年モデルからスタートしたドゥカティ スクランブラー・シリーズ。モンスター796用ベースの空冷Lツインを搭載した、ドゥカティのニューラインだった。モンスターやムルティストラーダなど他のシリーズと異なるのは、名称は「ドゥカティ スクランブラー」となっていたこと。ドゥカティの一部ではあるものの、ライフスタイルの提案などを含めて、独立したブランドとされていた。2018年モデルに加えられた「マッハ2.0」は、ローランド・サンズとのコラボレーションから登場した。名称の由来は、1960年代にラインナップしていた250cc単気筒の「マッハ1」をモチーフにしたデザインが特徴だったこと。シートはフラットトラックプロ専用のものを装備していた。