EM1 e:は、ホンダが初めて日本国内で一般向けに市販した電動バイク。1990年代に官公庁向けに販売されたCUV ESや、2020年以降のベンリィe:やジャイロe:は、法人向け限定だった。EM1 e:は、原付1種のスクーターに該当し、定格出力0.58kWのモーターを後輪ホイール内に搭載していた。バッテリーは Honda Mobile Power Pack e:で、1充電あたりの走行可能距離は53km(30km/h定地走行テスト値)だった。スマートフォン(当時の携帯型情報端末)を充電することもできるUSBタイプAソケットも標準装備されていた。2023年8月24日から、Honda二輪EV取扱店で販売された。