848エボ・ブラックは、2011年に発売された848エボのバリエーションモデルとして、同じ年に登場した。前年に発売された848ブラックと同様に、848エボを黒系のカラーリングに統一することで、価格を抑えた廉価版という位置づけだった。廉価版とはいえ、燃焼室形状が新しくなったエンジンや、モノブロックになったブレーキキャリパーなど、性能や機能は、848エボと全く同じで、黒い848エボが欲しい、或いはカラーリングを変更する予定があって購入する際に、848エボよりも消費税込み車両価格が20万円も安価(日本市場にて)だということでのメリットがあった。