ダックス125/ST125は、2022年3月に発表され、同年9月に発売された原付2種のレジャーバイク。発表されたのは、大阪モーターサイクルショーでのことだった。そのスタイリングは、1969年に発売されたダックスホンダST50が、1995年に再発売されたダックスにそっくり。50ccレジャーバイクを復刻させたという点では、モンキー125に通じるところがあった。成り立ちが似ていれば、車体も近似しており、ダックス125が搭載した排気量123ccの空冷単気筒エンジンは、2021年以降のモンキー125などに搭載されたものと同系統。但し、5段マニュアルミッションを搭載していたモンキー125(JB03)とは異なり、ダックス125ではクラッチレバーのない自動遠心クラッチ4段変速を採用。国内の免許制度上は、小型限定の普通二輪免許、オートマ限定で運転可能だった。フロント1チャンネルのABS(アンチロックブレーキシステム)を搭載。フェンダーに取り付けられたマッドガードもレトロな雰囲気を強調していた。※2024年8月にカラーチェンジを受けた際に、純正アクセサリーとして、ギアポジションメーター(時計付き)がラインナップされた。