1150ボクサーへと世代交代する中では最後発モデル。1129ccへと排気量アップしたボクサーエンジンにはシフト精度を向上させた新型6速ギアボックスを搭載し、加速性、俊敏性を高めるための適切なチューニングが施され、あらゆるロード・シチュエーションにおいてダイナミックかつ軽快な走行性能に磨きがかけられた。またオーバードライブとなる6速は遠距離でもリラックスした走行が可能。標準装備のBMWインテグラルABSはフロントブレーキ操作時のみ前後連動となるパーシャリータイプを採用し、EVOブレーキシステムとのマッチングにより最適なブレーキ性能を発揮する。2003年には燃焼効率向上・環境性能に配慮し、デュアルスパーク・エンジンに。