1919年に発表され、1920年に発売されたインディアン・スカウトのオリジナルモデル。それから100周年を記念したモデルとして、2020年に発売されたのが、スカウト100thアニバーサリーエディションと、スカウトボバー20(トゥエンティ)だった。ともに排気量1,133ccの水冷60°V型2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、ディスクブレーキにはABSが装備されるなど、2010年代後半の(発表は2019年9月だった)バイクらしい構成だったが、本革性のサドルシートやワイヤースポークのホイールをはじめ、オリジナル当時の雰囲気を思わせる意匠が各所にちりばめられていた。スカウトボバー20(トゥエンティ)は、上半身が直立したライディングポジションとなるエイプハンドルバーを装備。エキゾーストパイプにはクロームメッキ加工が施されていた。