2014年に発表され、2015年モデルからスタートしたドゥカティ スクランブラー・シリーズ。モンスター796用ベースの空冷Lツインを搭載した、ドゥカティのニューラインだった。モンスターやムルティストラーダなど他のシリーズと異なるのは、名称は「ドゥカティ スクランブラー」となっていたこと。ドゥカティの一部ではあるものの、ライフスタイルの提案などを含めて、独立したブランドとされていた。「イタリアインディペンデント」は、2016年モデルに設定された限定モデル。1,077台のみが生産された。テルミニョーニ製エキゾーストなど各部をブラックアウトしたカフェレーサースタイルが特徴だった。