スーパーバイク916用エンジンを搭載したモンスターS4の後を継いで、2004年に発売されたのが、モンスターS4Rだった。S4では916ccだった排気量は、996ccに拡大されており、すなわち、916の進化モデル、スーパーバイク996用の水冷L型2気筒4バルブ「デスモクワドロ」エンジンを得ての登場ということになった。また、スイングアームは片持ち式となり、マフラーサイレンサーは右側にまとめて2本出されるかたちになった。2007年には、スーパーバイク999用の998ccテスタストレッタ(コンパクトヘッドの意)エンジンを搭載して、モンスターS4Rテスタストレッタと呼称されるようになった(別車種として項を分けた)。