848ブラックは、ドゥカティのミドルクラススーバーバイクだった848をベースにした廉価仕様として、2010年に販売された。ドゥカティでは、ブラックや濃いグレーを基調としたカラーリングのモデルを価格を抑えた別バージョンとして用意することがあり(モンスターにおけるダークなど)、848ブラックも、その例に倣った買いやすいモデルだった。とはいえ、848ブラックは単にボディや各部のカラーリングが黒だっただけで、装備や性能は、ベースモデルと同一。「黒い848に乗りたい」というだけで、20万円も安かった(日本での消費税込み価格差)。