R259系1100ボクサー・エンジンを最初に搭載して現れたスポーツ・ツアラー。それまでのOHVエンジンからハイカムシャフト(HC)バルブ駆動へ、1気筒4バルブ化され、キャブレターはインジェクションに、走行環境に応じて最適なパフォーマンスを実現するデジタル・モーター・エレクトロニック(モトロニック)・システムなど、当時最先端の技術を投入。また画期的なフロントサスペンション・システム“テレレバー”と、GSシリーズ以来定評のある“パラレバー”との組み合わせは新たな足回りの基準に。さらに市販モーターサイクルとしては世界初となる、排気を清浄化する触媒装置=キャタライザー(CAT)の装備も選択可能。