CB400FOURという名称のモデルは、1974年と1997年の2度、登場している。前者は、4本のエキパイを1本にまとめる集合管を市販車として導入したスポーツモデルとして登場している。気をつけたいのは、1974年に登場したモデルの排気量が、408ccであること。いわゆる「中免」では乗ることができない。その後、1976年には排気量398ccのエンジンを採用することになり、ハンドル形状により2タイプが設定された。70年代のCB400FOURは、当時のスーパースポーツモデル。その後、約20年を経て登場したCB400FOUR(型式・NC36)は、初代とは逆に、4本出しのマフラーやスポークホイール、丸みを帯びたタンク形状など、ノスタルジックな雰囲気を持つネイキッドだった。メーター内の液晶ディスプレイには、燃料計も表示した。