CB4Xは、2019年11月開催のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)に出展されたコンセプトモデル。欧州地域の研究開発拠点であるHonda R&D Europe(ローマ)の手になるもので、クロスオーバースタイルが特徴だった。当時、ホンダのクロスオーバースタイル(アドベンチャーツアラー)は、並列2気筒やV型4気筒のエンジンが用いられることが多かったが、CB4Xに搭載されたのは、直列4気筒エンジン。EICMA2019用のプレスリリースによれば、CBR650Rのエンジンが用いられているということだった。ロードスポーツ(CB)で、4気筒(4)のクロスオーバー(X)というキャラクター設定が、モデル名構成から類推された。※CB4Xが新型モデルとして市販化へ進む場合、この項に追記し、名称等は変更の予定。