CB-Fコンセプトは、2020年の大阪/東京モーターサイクルショーに出展される予定だったコンセプトモデル。両モーターサイクルショーともに、2020年春の感染症パンデミック(COVID-19)のため中止されたため、ホンダが代替実施した「バーチャルモーターサイクルショー」にて公開された。このモデルは、2019年に採CBシリーズ最初のモデル(ドリームCB750フォア)が誕生してから60周年を迎えたのを機に、ホンダから提案された新しいCBのカタチであり、これからもCBシリーズが続いていくことを宣言したものだった。モチーフになったのは、1980年代にCBシリーズのスポーツ性能を証明したCB750F(輸出モデルはCB900F)だった。コンセプトモデルの仕様は、排気量998ccの水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジンをモノバックボーンフレームに搭載し、6速ミッション、フロントに倒立フォーク、リアスイングアームに片持ち式のプロアームを採用、というものだった。※市販化へ進む場合、この項に追記し、名称等は変更の予定。