ベネリ・インペリアーレ400は、排気量374ccの空冷単気筒SOHCエンジンを搭載したロードスポーツモデルだった。フレームもダブルクレードル式で、リアのツインショックともあいまって、クラシカルなスタイルが強調されていたが、登場は2010年代の終わりで、欧州を中心としたレトロクラシック人気の中に送り込まれたかたちだった。フロント19インチ、リア18インチのスポークホイールや、LEDではないヘッドライト、キャブトンタイプのマフラーなど、古き佳き時代のモーターサイクルらしいスタイルを与えられていたが、、燃料供給はインジェクションで、セル始動で、前後ディスク式のブレーキにはABSも装備し、タコ&速度の2連アナログメーターには、液晶表示部分があって、ギアポジションや燃料計も存在した。