タイのバイクメーカー、GPXが2022年の新型としてリリースしたのが、レジェンド250ツイン3だった。車名末尾に「3」が入っていることから想像できるようにレジェンド250ツインの3世代目ということ。1にあたるレジェンド250ツイン(2020年)はセパレートハンドルを備えたカフェレーサー、続いて登場した「2」が、アップハンドルのコンベンショナルなロードスター、そして「3」は、2をクラシックスタイルに仕立てたエレガンス・スタイル。フェンダーやマフラーカバーなどにメッキを採用し、2ではキャストだったホイールは、スポークタイプに換装されていた。排気量234ccの空冷4スト並列2気筒エンジンにはオイルクーラーが標準装備され、6速マニュアルミッション、フロントはダブルの前後ディスクブレーキ、倒立式のフロントフォーク、LED式ヘッドライト、ギアポジションも表示するフルデジタル式の単眼メーターを採用していたところなどは、レジェンド250ツイン2と共通。クラッチは強化されていた。