2016年モデルでタイガーエクスプローラー・シリーズが一新された際、キャストホイール仕様の「標準モデル」が、その名称を単なるタイガーエクスプローラーから、タイガーエクスプローラーXRに改めて「新登場」した。1,215ccの大排気量3気筒エンジンを搭載するタイガーエクスプローラーは、XC(クロス・カントリー)に対するXR(クロス・ロード)ということになり、新名称によって分かりやすい対比ができるようになった。新しいタイガーエクスプローラーXRには、(XCと同様に)全4タイプを設定。標準仕様の「XR」、セミアクティブサスや慣性測定機能を備えた「XRx」及び、そのローシート仕様(XRx Low)、ヒルホールドコントロール、電熱シートなどを装備した最上位仕様の「XRT」という4タイプだった。そのうち、日本市場へは、XRとXRx Lowのみが導入された。2018年のモデルチェンジでは、モデル名から「エクスプローラー」が外れ、タイガー1200XR(シリーズ各タイプ)となった。