XR250トルネードは、ブラジルの生産拠点、Moto Honda da Amazoniaで生産され、現地を中心に販売されていたXRシリーズ。同時期の日本国内向けのXR250シリーズとはエンジンが異なり、XLディグリー用の水冷単気筒DOHC4バルブユニットを、空冷化して搭載していた。車体も、XR250よりひと回りほど大柄だった。6速ミッション、フロントディスクブレーキ、デジタルメーターを採用。2001年から2009年ごろまでラインナップされていた。日本市場への正式導入はなかったが、一時期、バイク販売店等を通じて輸入販売されていた。