4スト化の流れに遅れていたスズキが、1977年に発表したGS750。その空冷直列4気筒DOHC2バルブエンジンの排気量を、997ccまで拡大させたモデルが、GS1000だった。登場は1977年の末だが、モデルイヤーは78年型。当初からキャストホイールだったが、北米などではスポークホイール仕様も展開された。翌79年には、車名をGS1000Eとした。GSシリーズのバリエーションにおいて、排気量数字末のEは、キャストホイール仕様であることを示していた(同様に、Gはシャフトドライブ、Sはビキニカウル)。