スポーツスクーター、リード80デラックスの発展モデルとして、1985年6月に発売されたのが、リード80SSだった。カウルデザインが一新され、エンジンはさらにパワフルになっていた。装備面では、前輪に油圧式ディスクブレーキを採用。また、メカニカル・アンチダイブ機構を採用し、ブレーキング時に車体がつんのめってしまうのを抑制していた。1988年には、リード(50)がモデルチェンジしたのに合わせて、リード80SSの発展モデルとしてのリード90が登場。リード90は、リード80SSほどスポーツ性を押し出したキャラクターではなかったが、前輪ディスクブレーキやアンチダイブ機構などの要素は、リード80SSから受け継いでいた。