2009年新型モデルとして、2008年11月に発売されたシャドウクラシック400は、1997年からラインナップされていたシャドウ400がフルモデルチェンジされるかたちで登場した。スティード、シャドウと受け継いできた水冷VツインOHC3バルブエンジン(バンク角52°・ツインプラグ)にはフューエルインジェクションを新採用し、平成19年排出ガス規制をクリアしていた。シャドウ400時代は1本出しだったマフラーは、ツインらしい音色にこだわって2本出し仕様となった。また、これまでのチェーン駆動から、アメリカンクルーザーらしいシャフト駆動方式に変更されていた。ここから仕様変更されることなく生産され、新しい排出ガス規制への適合を前にラインナップから姿を消した。なお、シャドウクラシック400の登場と同時に、フロント21インチタイヤを装備したシャドウカスタム400も設定された。こちらは、2000年からラインナップされていたシャドウスラッシャーのイメージを踏襲するモデルだったが、クラシックと違い、「新しいモデル」として扱われていた。