「通勤快速」こと2スト99ccエンジン搭載のカッ飛びスクーター、アドレスV100の後継モデルとして、2005年に登場した、アドレスV125G。ベースモデルのアドレスV125と当時デビューだったが、両車の違いは、V125Gの本モデルだけが、フロントウインカーにクリアレンズを採用し、盗難防止アラームを標準装備、シート下のトランクにDCソケットが設置されていたことなど、主に装備と外観の違いだった。インジェクション仕様の125cc4スト単気筒エンジンやシャシーなどは同じ。2008年には冬季仕様とでもいうべきアドレスV125Gリミテッドを派生させ、その年の12月のマイナーチェンジでは(2009年モデル)、排出ガス規制(平成19年)に適合した。翌年にはデザインを一新したアドレスV125Sシリーズが登場し、モデルライフを終えた。