XJ6・シリーズ第3のモデルは、フルカウル装備のXJ6ディバージョンF。ハーフカウル版のXJ6ディバージョンに続いて登場した。XJ6が、誰にでも扱いやすいことを目指したモデルとして、ややマイルドな性格を与えられていたので、XJ6ディバージョンFも同様。その中で、フルカウルを備えて、高速巡行を伴うようなロングツーリング向きなモデル、という役割が与えられていた。ABS(アンチロックブレーキシステム)搭載の有無によって、2タイプがラインナップされた。なお、ディバージョンとは「気晴らし」のような意味。レジャーとしてライディングを楽しむことを、名前をもって表していた。※海外専用モデル。日本市場ではプレストコーポレーションが輸入し、2015年モデルまで販売。