モトグッツィのモデルにおけるベーシックラインであるV7シリーズが、第三世代のV7Ⅲにチェンジされたのは2017年モデルから。折しもV7誕生(1967年)からちょうど50年目にあたっていた。縦置きVツインエンジンというモトグッツィの伝統のスタイルはV7Ⅲでも変わることなかったが、2010年代の新型モデルらしく、ABSとトラクションコントロールを備えていた。このトラクションコントロールは調整式で、路面がウェットなのかドライなのかで切り替えることが可能。無効にすることもできた。V7Ⅲストーンは、ダーク&ブラックのイメージを持たせたV7Ⅲのベーシックモデル。2019年モデルでは外装のロゴマークなどに小変更を受けた。