2018年モデルとして新登場したヒマラヤンは、ロイヤルエンフィールド初のマルチパーパスモデル。メーカーの地元、インドの北、ヒマラヤの地を走り抜けることがイメージされたネーミングで、さまざまなメーカーがリリースしてきたマルチパーパスモデルと比べても、クラシカルな印象にまとまっているところが、ロイヤルエンフィールドらしいところだった。搭載されたのは411ccの空冷4スト単気筒エンジンで、同社初のOHC(SOHC)によるバルブ駆動だった。見た目こそクラシックモデルだが、2018年のブランニューモデルとして、フューエルインジェクションを備え、ユーロ4規制にも適合していた。シート高は800ミリで、この手のタイプとしては低め。サスも柔らかめのセッティングなので足つき性も良好だった。※2020年に輸入代理店が変更になり、ヒマラヤンの名称も「ヒマラヤ」に改められた。