英国のスコマディ(Scomadi)は2005年の創業。往年のイタリアンスクーターをモチーフにしたモデルをラインナップしていた。テクニカ125iは、大胆にカットされたサイドパネルが特徴で、スクーターレースに参加するチューニングマシンがイメージされていた。エンジンは、排気量124.6ccの強制空冷4スト単気筒OHCユニットで、デルファイ製のインジェクションを装備。始動はセルフスターターでもキックでも可能。ブレーキは前後ともディスク式で、ホイールも前後12インチ。チューブレスタイヤが組み合わされていた。フロントサスはプリロード調整可能なツインショックタイプで、リアサスは油圧ショック付きで、プリロードを4ポジション調整可能なものだった。USBタイプCの電源ソケットも備えていた。姉妹モデルとしてツーリズモテクニカ125iもラインナップされ、両車の差異は外観デザインのみ。