2017年モデルで新登場した「ストリートカップ」は、前年に水冷エンジン化を果たしたボンネビルシリーズに加わったアーバンスポーツ。水冷ボンネビルと共に登場したストリートツインは、シンプルなカスタムベースとしての役目も与えられていたが、このストリートカップは、ストリートツインをベースにした、メーカーカスタマイズドモデルであると言えた。エンジンは同じ900ccユニットで、シートをカフェレーサー風に、ヘッドライト上に小さなフライスクリーンを備え、バーハンドル化、ミラーはバーエンドに取り付けられていた。また、リアサスは、ストリートカップ専用に開発されたもの。サスユニットの全長はベースモデルよりも長くなったものの、後輪のホイールトラベルはベースモデル同様の120ミリを維持。前傾姿勢になっていた。組み合わされたギアボックスは5段変速で、トラクションコントロールやABSを備えていた。シート下にはUSBポートも装備。