XL50Sは、1980年3月に発売された原付1種(50ccクラス)のオフロードトレールだった。同時に、XL80S(原付2種)も登場した。原付1種オフロードとしては、XE50(1976年-)の後継モデルにあたった。搭載された排気量49ccの空冷4スト単気筒OHCエンジンは、4.5psの最高出力を発揮。ミッションは5段リターン式で、ブレーキは前後ともリーディングトレーリングのドラム式だった。ホイールサイズはフロント16インチ/リア14インチ。スピードメーターにはトリップメーターも内蔵され、リアキャリアも標準装備された。1981年モデルまで設定された。なお、4ストエンジン搭載の原付1種オフロードトレールとしては、XL50Sが最後となった。