1977年に発売されたR&P(アール・アンド・ピー)は、原付1種(50cc以下)のレジャーバイク。車名の由来は、Ride and Play(ライド・アンド・プレイ)で、乗って楽しむことをそのまま表したものだった。ホンダのレジャーバイクといえば、当時から人気のモンキー(カブ系横型エンジン)が存在したが、R&Pの空冷4スト単気筒OHCの49ccエンジンは、直立したCB50系のエンジンを搭載し、ファット&ワイドな前後タイヤは10インチサイズ、5速ミッションを採用して、燃料タンクは大きめの6リッターサイズと、モンキー系のレジャーバイクとは一線を画していた。1980年にマイナーチェンジを受け、フロントフェンダーに泥はね除けのマッドガードを備えた。