リード・シリーズは、1982年に登場したホンダのスクーター。当初は、50ccと80cc、125ccで展開された。リード50デラックスは、82年3月に発売されたリード50のベーシックモデルだが、その前月にハロゲンランプを採用したリード50スーパーデラックスの販売が始まっていたため、2番目に登場したモデルとなった。5psを発揮した49ccの空冷2スト単気筒エンジン、CDI点火、セルフスターター装備(キック式も併用)、リッター75kmの燃費性能(30km/h定地走行値)を誇った。当時、ホンダのスクーターは、タクト(1980年)やスカッシュ(1981年)がラインナップされていたが、リードは「スポーティさ」を打ち出したキャラクター設定となっていた。その設定通り、リード50S(1983年)、リードSS(84年)、リードR(86年)といったスポーツライプの派生モデルを生み出していった。