マグナフィフティ(マグナ50)は、ホンダ横型エンジンを搭載した、原付1種のアメリカンカスタムクルーザーとして、1995年4月に発売された。250ccのVツインマグナをそのままスケールダウンしたかのような、ロー&ロングフォルムだが、搭載するエンジンは、スーカーカブやモンキーと同系の49cc空冷4スト単気筒で、4速ミッションが組み合わされていた。登場した段階では、同じ原付1種アメリカンのジャズ(JAZZ)も販売されており、しばらくはホンダのラインナップに50ccアメリカンが2機種存在する状態が続いた。マグナフィフティ(マグナ50)は、登場からほぼ仕様を変えず、99年にパンクしにくい「タフアップチューブ」タイヤを採用したぐらいで、10年以上にわたって販売されたが、インジェクション化が必至となった平成18年排気ガス規制への対応ならず、カタログ落ちした。※モデル名は、ホンダのプレスリリース年次によって、マグナフィフティとマグナ50が混在した。