250ccホークシリーズの第三弾モデルとして、1980年9月に発売されたのがスーパーホークだった。これまでは「ホークCB250T」「ホークCB250N」というモデル名だったが、スーパーホークには、CBの文字はなかった。とはいえ、最高出力26psを1万回転時に発生する、リッター換算100ps以上の249cc並列2気筒エンジンなどの基本構成はシリーズ同様。ホークCB250Nでダブルディスク式になったフロントブレーキに加えて、スーパーホークではリアもディスクブレーキ化。いわゆる「トリプルディスク式」となり、ブレーキディスクには放熱のための穴もあけられた。また、250ccクラスとしては初めて、ブレーキキャリパーにデュアルピストンを採用した。250ccのホークは、CB250TからCB250Nを経て、スーパーホークをもって完結。後年登場するナイトホークは、別シリーズとなる。