1983年5月に発売されたジャストは、3輪の安定性と原付スクーターの気軽さを兼ねた「スリーター」シリーズの第4弾モデルだった。先行したストリームやジャイロXなどと比べて、デザインはちょっと大人っぽい感じで、フロントデザインは、同年7月に登場する(2輪の)ボーカルによく似ていた。スリーターとしての機能は、1番目のストリームゆずり。49cc空冷2ストロークエンジンに組み合わされたミッションは、2速オートマチック。レバーをあげるだけで駐車できるワンタッチパーキングロック機構を備えており、2輪車のようにスタンドをかける必要はなかった。