スーパーカブ50系の横型エンジンを搭載した、原付1種アメリカン。ティアドロップ(涙滴)型のフューエルタンクや低いシート高、長いホイールベース、前方に長く傾斜したフロントフォークなど、50ccクラスとは思えない堂々としたクルーザースタイルが人気を集めた。後輪には、量産車では日本初となるミラードホイールに、4.5インチ幅のワイドタイヤが装着され、ボリューム感たっぷり。あまり知られていないが、フラットバーハンドルを採用したモデルもあった。1986年に登場し、ほぼカラー変更のみを受けながら、約10年間生産された。モデル後半期の1995年には、同じ横型エンジンの原付1種アメリカンとしてマグナ50(マグナフィフティ)が登場し、並行販売されながら、モデル終了となった。