今回の特集は「ストーリーとでバッチリ映える ネオクラシック系バイク最前線」!

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2024.05.19 UP

ストーリーとでバッチリ映える ネオクラシック系バイク最前線

ストーリーとでバッチリ映える ネオクラシック系バイク最前線

年代物を表す「ビンテージ」と古典を意味する「クラシック」はちょっと違う。では「ネオクラシック」とは何だろうか。直訳すると「新古典」、つまりは「新解釈された古典的なもの」である。バイクの世界では、「現代風にアレンジされたクラシックテイストの車両」がそれに当たるのだろうが、昨今はネオクラ系ラインナップの充実ぶりがやけに目立つのだ。

古き良き時代の味わい

カスタムパーツが豊富で楽しみ倍増

HONDA:GB350
HONDAGB350

ハイスペックのバイクに慣れてしまうと多少物足りなさを感じるかも知れないが、レトロな空冷単気筒バイクだと理解して乗れば、こんなに楽しいバイクはない。
程よい鼓動感のあるエンジンが奏でるサウンドや、メッキパーツを多用した外装など、ノーマルでもそのクラシカルな味わいを存分に味わえる。発売から3年が経過し、各メーカーからのドレスアップパーツも充実。ツーリング仕様にもカフェレーサー風にもカスタムできるのが楽しい。
前後17インチ化されたスポーティバージョンの「GB350S」も発売中で、より走りを味わいたいならこちらを選ぼう。

中古車相場価格:39万3000円~74万9000円

  • ■空冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
  • ■排気量:348cc
  • ■最高出力:15kW(20PS)/5500rpm
  • ■最大トルク:29N・m/3000rpm
  • ■車両重量:179kg
  • ■シート高:800mm
  • ※スペックは2023年モデル

編集部のおすすめ

  • YAMAHA:XSR700
    YAMAHAXSR700

    7年目を迎えて大御所感すら漂う

    1980年代のヤマハ車を意識したカラーリングを積極的に採用し、ベテランライダーの所有欲をくすぐる「MT-07」ベースのネオレトロネイキッド。2017年の発売以来、細かな仕様変更はあったものの大幅なモデルチェンジは行われておらず、年式による性能差は少ないから好みのカラーがあれば中古でも十分満足できるだろう。ちなみに海外では2024年ニューカラーがすでに発表されており、新車狙いならその辺りも要チェックだ。

    中古車相場価格:59万4000円~99万円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
    • ■排気量:688cc
    • ■最高出力:54kW(73PS)/8750rpm
    • ■最大トルク:67N・m/6500rpm
    • ■車両重量:188kg
    • ■シート高:835mm
    • ※スペックは2022年モデル
  • HUSQVARNA:スヴァルトピレン401
    HUSQVARNAスヴァルトピレン401

    若年層に人気のアーバンスポーツ

    ネオクラシックでは無いかも知れないが、どことなくノスタルジックな匂いを感じるシルエットと、オフロードシーンでも活躍できそうなタフな外装が人気。エンジンやフレームなどはグループ会社KTMの「390DUKE」がベースとなっており、性能には定評がある。今春開催されたモーターサイクルショーで大幅アップデートを受けた2024年モデルが登場し、ショートスクリーンやブロックパターンタイヤなどの採用で、より個性が磨かれた。

    中古車相場価格:35万9900円~64万円

    • ■油冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
    • ■排気量:398.7cc
    • ■最高出力:33kW(45PS)/8500rpm
    • ■最大トルク:39N・m/7000rpm
    • ■車両重量:159kg
    • ■シート高:820mm
    • ※スペックは2024海外モデル
  • TRIUMPH:スピード400
    TRIUMPHスピード400

    憧れの英国ブランド初の普通二輪

    出るぞ出るぞと噂されて数年、遂に登場した大本命バイク。トライアンフらしく無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインのパーツ構成はまさにネオレトロの代表格。それでいて高剛性なフロント倒立フォークや電子制御スロットル、トラクションコントロールを装備するなど中身は最先端となっており、そこにハイパワーな新型エンジンが組み合わされてもはや死角なし。同社の大型バイクに引けを取らない高クオリティな仕上がりで、満足度は非常に高い。

    新車価格:69万9000円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
    • ■排気量:398.15cc
    • ■最高出力:29.4kW(40PS)/8000rpm
    • ■最大トルク:37.5N・m/6500rpm
    • ■車両重量:170kg
    • ■シート高:790mm
    • ※スペックは2024年モデル

映えるデザインでバイクライフが楽しくなる

国内原付二種スポーツ唯一のクラシック系

YAMAHA:XSR125
YAMAHAXSR125

原付二種で新車価格が50万円超えではあるが、上位モデルに負けない魅力を備えており、高速道路を使わず街乗りやショートツーリングがメインであれば十分な仕上がり。クラシック系のバイクとはいえエンジンはYZF-R125と同じだから高回転域までリニアに吹け上がる爽快な走りを楽しめる。他にも大型バイクでは定番になりつつあるアシスト&スリッパークラッチを採用しているためクラッチレバーの操作が軽く、ビギナーにも安心して乗りこなせるだろう。ドレスアップパーツも多数発売されており、自分好みにカスタムして楽しむのも良いのでは。

中古車相場価格:43万8000円~45万円

  • ■水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
  • ■排気量:124cc
  • ■最高出力:11kW(15PS)/10000rpm
  • ■最大トルク:12N・m/8000rpm
  • ■車両重量:137kg
  • ■シート高:810mm
  • ※スペックは2023年モデル

編集部のおすすめ

  • HONDA:CL250
    HONDACL250

    際立つ個性のオフロード風ネイキッド

    オリジナリティ溢れるデザインは、ネイキッドでもオフロードでもなく、60年代の悪路走行用モデルであるスクランブラーがモチーフ。しかし「CL250」はクルーザーの「レブル」をベースに作られており、オフロードっぽい見た目であるものの主戦場はオンロード。幅広なハンドルや、ロングストロークサスペンションなど、新感覚のネイキッドバイク的な立ち位置だ。フロント19インチのタイヤが心地よいコーナリングへと誘ってくれる。

    中古車相場価格:43万4500円~110万円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
    • ■排気量:249cc
    • ■最高出力:18kW(24PS)/8500rpm
    • ■最大トルク:23N・m/6250rpm
    • ■車両重量:172kg
    • ■シート高:790mm
    • ※スペックは2023年モデル
  • SUZUKI:SV650X
    SUZUKISV650X

    貴重なVツインエンジンの咆哮を味わう

    今回紹介する8台の中で、唯一セパレートハンドルを装備しているカフェレーサー。以外にもライディングポジションはかなり前傾気味となり、下手なレプリカ系よりも本気度が高い姿勢となる。とはいえこのバイクはサーキット走行より高速ツーリングや街乗りの方が似合うし映えるだろう。今や貴重な国内メーカーのVツインエンジンが独特の鼓動感をライダーに与え、やる気が満ちてくるスタイリングと相まっていやが上にも気分が高揚する。

    中古車相場価格:43万8000円~74万8000円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
    • ■排気量:645cc
    • ■最高出力:53kW(72PS)/8500rpm
    • ■最大トルク:63N・m/6800rpm
    • ■車両重量:199kg
    • ■シート高:790mm
    • ※スペックは2023年モデル
  • KAWASAKI:Z650RS
    KAWASAKIZ650RS

    90年代の王道ネイキッド風スタイル

    ハイパフォーマンスな4気筒の「Z900RS」よりフレンドリーで、足着き性が良くて軽量。丸みを帯びたガソリンタンクや砲弾型のメーター、ワイヤースポーク風のキャストホイールなど、カワサキらしさ溢れるデザインに惚れたライダーも少なくない。さらにマフラーをフルエキゾーストタイプに交換すれば憧れのゼファーやZのようなスタイルに近づく。2023年11月のマイナーチェンジでは待望のトラクションコントロールが装備された。

    中古車相場価格:75万8000円~150万円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
    • ■排気量:649cc
    • ■最高出力:50kW(68PS)/8000rpm
    • ■最大トルク:63N・m/6700rpm
    • ■車両重量:188kg
    • ■シート高:800mm
    • ※スペックは2023年モデル

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