今回の特集は「姿を変えないのは名車の証?同じ名前で売れてます!ロングセラーモデル」!

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2021.04.19 UP

同じ名前で売れてます!ロングセラーモデル

同じ名前で売れてます!ロングセラーモデル

一世を風靡したあんなバイクやこんなバイク。人気が無くて消えたモデルがあれば、大人の事情で終わりを迎えるモデルもある。厳しくなる規制に対応できず、惜しまれつつも生産終了するヤマハ「セロー」は35年間に渡って販売され続けた名車。
目まぐるしいスピードで流行が移り変わる現代社会で、「セロー」のようにロングセラーとなった精鋭たちを紹介しよう。

同じ名前で売れてます! ロングセラーモデル

幾多の生産終了危機を乗り越えた二輪界の鉄人

幾多の生産終了危機を乗り越えた二輪界の鉄人 ヤマハ:SR400
ヤマハSR400(1978~2021:43年間)
長寿モデルの英国四輪車「MINI」の42年を超えるロングヒットモデル。幾多のモデルチェンジが行われているものの、エンジンやフレームなどを基本的な部分は変わらず、見た目もほぼ同じで生産され続けた稀有な存在だ。
全てのモデルがキックスクーターのみとなっているため、購入するにはまずキックの練習から、というのもSRならでは。新車購入のラストチャンスだったファイナルモデル2種はすでに完売でプレミア化必至。中古車は2001年以降のディスクブレーキ車がおすすめ。

中古車相場価格:19万円~150万円

  • ■空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
  • ■排気量:399cc
  • ■最高出力:18kW / 6500rpm
  • ■最大トルク:28N・m / 3000rpm
  • ■車両重量:175kg
  • ■シート高:790mm ※スペックは2021年モデル
  • スズキ:GN125
    スズキGN125 1982~2019(37年間)
    1999年に日本での販売は終了したものの、スズキから技術供与を受けた中国の大長江集団が製造していたモデル。コピー品ではなく、2005年以降はエンジン出力も向上し、装備品もアップデートが行われているため、国内生産モデルにこだわらない方が良いものを見つけることができるかも知れない。新車価格が20万円前後だったため、高年式モデルでも十分リーズナブルに購入できる。

    中古車相場価格:10万9,000円~51万円

    • ■空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
    • ■排気量:124cc
    • ■最高出力:9.2kW(12.5PS)/ 9500rpm
    • ■最大トルク:9.8N・m / 8500rpm
    • ■車両重量:110kg(乾燥重量)
    • ■シート高:740 mm ※スペックは2014年モデル
  • KAWASAKI:エストレヤ
    カワサキエストレヤ 1992~2017(25年間)
    1964年の「メグロSG(250cc)をオマージュし、サドルシートを備えたクラシカルなスタイルでデビュー。SR400と共に90年代後半のストリートバイクブームを牽引し、車検無しモデルということでカスタムベースとして大活躍。さらにダブルシート装備の派生モデルをあえて発売して人気が出ると、2007年のモデルチェンジ(インジェクション化)時にサドルシートモデルが廃止。カラバリが豊富だったのでバイク選びが楽しい一台。

    中古車相場価格:14万9,000円~85万9,900円

    • ■空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
    • ■排気量:249cc
    • ■最高出力:13kW(18PS) / 7500rpm
    • ■最大トルク:18N・m / 5500rpm
    • ■車両重量:161kg
    • ■シート高:735mm ※スペックは2017年モデル
  • HONDA:フュージョン
    ホンダフュージョン 1986~2006(20年間)
    ビッグスクーターの元祖的存在。1997年に一旦販売終了し、2003年に復活しているため、正確な製造期間は14年となる。とはいえ、後継モデルの「フォーサイト」発売に伴い生産終了したものの、数年のブランクを得て復活再生産に至ったモデルはあまり例がなく、当時はかなり話題になった。カスタムブームで大活躍しただけあり、ノーマル車を見つけるのは難しい。状態の悪い改造車に当たらないよう見極めをしっかりしたい。

    中古車相場価格:5万9,000円~54万8,000円

    • ■水冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
    • ■排気量:244cc
    • ■最高出力:14kW(19PS) / 7500rpm
    • ■最大トルク:21N・m / 5000rpm
    • ■車両重量:157kg(乾燥重量)
    • ■シート高:665mm ※スペックは2004年モデル

教習車でもお馴染み、ザ・ニッポンのネイキッド

教習車でもお馴染み、ザ・ニッポンのネイキッド ホンダ:CB400SuperFour
ホンダCB400 SuperFour(1992~販売中:29年目)
1999年と2007年にモデルチェンジが行われているため現行車両は3代目となる。一貫して採用されている399ccの並列4気筒エンジンは、独創のバルブ制御システム「HYPER VTEC Revo」に進化。教習車に採用されていることからもわかるが、扱いやすいエンジン特性と日本人向けのポジションで、ビギナーからベテランまで男女問わず人気がある。中古車を検討するなら2007年12月のマイナーチェンジ以降がお勧め。キャブ→インジェクション化されており、ABS付きモデルも存在するので安心感が高い。

中古車相場価格:24万8,000円~99万8,000円

  • ■水冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
  • ■排気量:399cc
  • ■最高出力:41kW(56PS) / 11000rpm
  • ■最大トルク:39N・m / 9500rpm
  • ■車両重量:201kg
  • ■シート高:755mm ※スペックは2018年モデル
  • カワサキ:GPZ900R
    カワサキGPZ900R 1984~2003(19年間)
    90年代に最も人気が合ったモデルの一つ。「Ninja」の名が初めて付いたモデルで、映画「トップガン」主人公の愛車として登場し、世界中で人気となった。年式によりタイヤサイズが異なり、出来れば1990年以降の前後17インチモデルを選びたい。中古のタマ数は豊富にあるが販売終了から20年以上経過し、プレミア化する可能性があるので今がラストチャンス?カスタム済の車両が多く、質の良いノーマル車は高値になりがち。

    中古車相場価格:31万9,000円~300万円

    • ■水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
    • ■排気量:908cc
    • ■最高出力:63.3kW(86PS) / 9000rpm
    • ■最大トルク:71.6N・m / 6500rpm
    • ■車両重量:234kg(乾燥重量)
    • ■シート高:790mm ※スペックは1999年モデル
  • KAWASAKI:エストレヤ
    ホンダVTR250 1998~2017(19年間)
    低燃費で扱いやすく、入門用モデルに最適と言える一台。搭載されているV型エンジンは1982年の「VT250F」で初めて採用され、2017年まで実に35年間現役を貫いた。このエンジンを乗せた車両は走行距離20万Kmオーバーの報告も多数存在するなどとにかくタフネス。メンテナンスが粋届いた車両であれば多少の過走行は許容範囲だ。信頼できるショップに相談して車両状態をしっかり確認すればお得に購入できるかも。

    中古車相場価格:11万3,400円~74万8,000円

    • ■空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
    • ■排気量:249cc
    • ■最高出力:13kW / 7500rpm
    • ■最大トルク:18N・m / 5500rpm
    • ■車両重量:161kg
    • ■シート高:735mm ※スペックは2017年モデル
  • YAMAHA:XJR1300
    YAMAHAXJR1300 1998~2017(19年間)
    1990年代のネイキッドブームの頃、性能面では劣る空冷4気筒エンジンを搭載して登場した「XJR1200」のボアを拡大した上位モデルとして発売。ブレンボ製ブレーキキャリバーやオーリンズのリアサスペンションが標準装着されるなど走りにこだわった人気モデルで、カスタムパーツも多数販売されている。2017年にはインジェクション化されているので、チューニングを楽しみたいのであればキャブ車を買うのもアリ。

    中古車相場価格:24万8,000円~185万円

    • ■水冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
    • ■排気量:1250cc
    • ■最高出力:74kW(99PS) / 8000rpm
    • ■最大トルク:108N・m / 6000rpm
    • ■車両重量:245kg
    • ■シート高:795mm ※スペックは2014年モデル
        
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