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2025.05.19 UP
TOKYO MOTORCYCLE SHOW 52th 輸入車・電動バイク・用品紹介編

輸入車・電動バイク・用品紹介
日本初上陸となるブランドや日本初公開モデルなど、国内メーカーに負けず劣らず魅力的なラインナップで会場を沸かせた。中国をはじめとしたアジア発ブランドの飛躍にも注目だ。
HARLEY DAVIDSON
発表されたばかりの2025モデル15車種が勢揃い。国内で実車が展示されるのはモーターサイクルショーが初となり同時に全国のディーラーにて受注予約もスタート。
STREET GLIDE ULTRA

圧倒的存在感と豪華装備を誇る大陸横断モデルが今期よりラインナップ。注目装備は快適なタンデムを実現するコンフォートシートやサドルバックガードなど。
- メーカー希望小売価格:4,408,800円(税込)
PAN AMERICA 1250 ST

ハーレー唯一のアドベンチャーモデルにオンロード寄りの新グレードが追加された。サスペンションの変更及び前後17インチホイールにはオンロードタイヤを装備。その他新型シート等により825mmの低シート高を実現。クイックシフターも標準装備となった。
- メーカー希望小売価格:2,586,800円(税込)
SPORTSTER S

2021年登場の水冷スポーツスターが初のマイナーチェンジ。リアサスペンションのストローク量を拡大して乗り心地アップ、エンジンはオールブラック仕上げで精悍になった。メーターも変更されている。
- メーカー希望小売価格:1,998,800円(税込)
TRIUMPH
ここ数年日本国内でも存在感をグッと増してきている英国の老舗ブランド。目玉は本格モトクロスモデルの発表で、派手な装飾とともに一際目立つ存在だった。
SPEED TRIPLE 1200RS

1,160cc水冷並列3気筒エンジンを積むフラッグシップモデルがエンジン出力向上でバージョンアップ。オーリンズ社の新世代サスペンションや新造形ホイールで足廻りも強化されている。路面の影響で不規則な動きをするハンドルのふらつきを抑えるステアリングダンパーも標準装備。
- メーカー希望小売価格:2,100,000円(税込)

- TF450 RC EDITION
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モトクロスで数々の偉業を成し遂げたレジェンドライダー「リッキー・カーマイケル」が開発に携わった競技用モデル。重量わずか108.6kgの車体に新開発450ccエンジンの組み合わせはクラストップレベルの運動性能を誇る。公道走行可能モデル(TF450-E)も年内登場予定。
- メーカー希望小売価格:1,399,000円(税込)
SPEEDTWIN 900

イタリアのサスペンションメーカー「マルゾッキ」の倒立フロントフォーク&リザーバータンク付きリアサスペンションを備えた2025モデル。フロントフォークガードも新装備アイテムだ。
- メーカー希望小売価格:1,199,000円(税込)
BMW MOTORRAD

- R20 Concept
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日本初公開のコンセプトモデル。1801ccの水平対向2気筒エンジンを2000ccクラスまでアップした超大排気量を持つ。巨大なエンジンに負けないくらいの存在感を放つガソリンタンクやパイプをそのまま取り付けたようなスラッシュカットマフラーなど、必要最低限のパーツで構成されたデザインはまるでエンジンそのものが走っているかのような斬新なスタイルだ。このままの状態で市販化は難しいと思うが新たなロードスターモデルの誕生に心が躍る。
Concept F450 GS

同社を代表するアドベンチャーバイク「GS」シリーズのミドルクラスが初登場。新設計の450cc水冷2気筒エンジンを搭載し、車両重量は175kgとかなり軽量。LEDヘッドライトは「R1300GS」のデザインを踏襲している。2026年春に国内登場予定。
ROYAL ENFIELD
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- GOAN CLASSIC 350
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既存モデル「クラシック350」をベースにシングルシートやエイプハンドル、ヘッドライトバイザーを備えたカスタム系派生モデル。独特で鮮やかなカラーリングは一見派手だが、全てのパーツが調和した美しいスタイルは見事としか言いようがない。エンジンのヘッド部分のみ白く塗装するなど細部のこだわりもすごい。日本国内には2025年夏以降の導入を予定しており、タンデムシートが標準装備になるようだ。
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- CLASSIC 650
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同社を代表するクラシックモデルに並列650ccエンジンを搭載したフラッグシップが新登場。見た目は古めかしいが灯火類は全てLEDを採用し、メーター内にはターンバイターン・ナビを表示するスペースもある。
BENELLI

- IMPERIALE400
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100年以上の歴史を持つベネリを代表するクラシックバイクを英国のパーツメーカー「モートーン」社のパーツで装飾したカスタムバイク(ショーモデル)。高品位かつデザイン性の高いパーツが特徴的で、ノーマル状態を活かした各部のリファインによってエレガントな佇まいに仕上がっている。
- メーカー希望小売価格:668,800円(税込)※カスタムパーツ・取り付け工賃別
INDIAN MOTORCYCLE

- SCOUT SIXTY BOBBER
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2020年を最後に日本での販売が終了していた999ccの水冷V型2気筒エンジンを持つ「シックスティ」が今年から復活導入。前後16インチのホイールに組み合わせるボリューム感ある太めのタイヤや、短くカットされたリアフェンダーとシングルシートが目を惹くクラシカルなボバースタイルは会場での人気も高かった。
- メーカー希望小売価格:1,690,000円(税込)
注目の電動バイク
昨年に比べて出展メーカー・展示台数ともに減少。大型スポーツモデルよりも軽量コンパクトな実用コミュータータイプに魅力的なモデルが多かった印象だ。
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- YADEAmodern
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世界90カ国以上で累計1億台の電動モビリディを販売する大手メーカー。タイヤは前8/後10インチで他に類を見ないレトロなスタイルは人気が出そう。日本モデル開発中。
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- DIRT FREAKGE-N3
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公道走行できる原付一種でフル充電なら60kg走行可能。58kgの軽量な車体とオフロードも楽しめる懐の深さが楽しい。
- メーカー希望小売価格:396,000円(税込)
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- PLOTPEV600 CROSS
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既存モデルをオフロード風にアレンジした派生モデル。スクータータイプでありながらも遊び心溢れるパーツ構成で幅広い層にフィットしそうだ。2025年秋販売予定。
THUNDER MOTORCYCLES
SOFTAIL THUNDER250

スプリンガーフォークを備えたクラシックスタイルのハードなフレームと、Vツインエンジンの鼓動によってもたらされる圧倒的な鉄馬感を味わえるジャパンブランドのスペシャルバイク。
リジット風の見た目だが、シート下にサスペンションを備えているため乗る心地は思いのほか快適だ。
- メーカー希望小売価格:996,000円(税込)
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- MUTT:DRK-01
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専用に設計されたチューブレスの18インチスポークホイールや、ラジアルマウントキャリパー、倒立フロントフォークなど多くのパーツをブラックで統一。同ブランド唯一となる水冷エンジンを搭載している人気のレトロ系トラッカーモデルに新色Candy RedとWhite Sandが仲間入り。250cc版のみが対象で日本では各色30台限定販売となる。
- メーカー希望小売価格:849,200円(税込)
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- KOVE:800X PRO
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ダカールラリーをはじめとした各種ラリー競技に参戦する中国の新興ブランドのフラッグシップモデル。200kgを切る軽量な車体には最高速度200km/hオーバーを誇るパワフルなエンジンが搭載され、トラクションコントロールやアシストスリッパークラッチ、さらには空気圧センサーなどを備えるハイパフォーマンスなミドルクラスアドベンチャーだ。
- メーカー希望小売価格:1,578,000円(税込)
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- CF MOTO:675SR-R
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2024年のMoto3では総合チャンピオン及びコンストラクターズタイトルを獲得。エンジン開発や車両製造などでKTMと協業を行う中国メーカーによる3気筒エンジン搭載の新型スポーツモデル。レース活動で培った技術のフィードバックによるパフォーマンスだけでなく、クイックシフターやラップタイマーなども備えており、サーキット走行でも楽しめそうだ。
- メーカー希望小売価格:1,243,000円(税込)
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- F.B MONDIAL:SMX125 ENDURO
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イタリアの老舗ブランドが販売するオフロード車だが、実はアブリリア社の「RX125」と同型モデル。外装の形状が多少違う点とABSではなくコンビブレーキを採用している点が異なるが、より本格的にオフロード走行を楽しむならこちら。フロント21 リア18インチを採用し、車両重量はわずか124kgと魅力的だが、本格派ゆえにシート高は900mmを超えている。
- メーカー希望小売価格:473,000円(税込)
QJ MOTOR
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- SRK800RR
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市販車最高峰レースWSBK(スーパーバイク世界選手権)にも参戦する車両のベースモデル。778cc直列4気筒エンジンは102馬力、MotoGPでもお馴染みのウイングレットも備えている。
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- SRV250
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250ccのV型2気筒エンジンを持つロードスターモデルで重量は167kg、シート高700mmとかなりフレンドリー。倒立タイプのフロントフォークを採用しエンジンスペックも高く、同クラスの人気車「レブル250」のライバル的な存在。普通自動車免許でVツイン独特の鼓動感を味わえる数少ないモデルだ。
- メーカー希望小売価格:648,000円(税込)
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- SRK400RS
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独創的なデザインのヘッドライト形状が目を惹く最高出力77.4馬力の直列4気筒エンジンを搭載したハイスペックなスポーツモデル。ライバルとなるカワサキ「ZX-4R」よりハイパワーかつ軽量に仕上がっており、レーサー風のショートマフラーやラジアルマウントのブレーキキャリパーなどかなりの本格派。価格未定ながら国内導入を検討中とのこと。楽しみに待とう。
MOTRA復活?

- シン・モトラ
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ホンダから1982年に発売されたモトラ風のカスタムバイクで、ベース車両はなんと「クロスカブ110」。カワサキのカスタムパーツで有名なピーエムシー社が手がけており、再現度はかなり高い。外装キットでの発売になりそうな予感。
用品・その他
今年も数多くの新製品が登場し、車両メーカー以上の熱気を感じるブースも多数あった。
カスタムパーツよりもツーリング系アイテムの展示が多かったのは時代の流れだろう。
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- SHOEI
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昨年に続きコラボアイテムが発表され、今年は世界を代表するボーカロイド「初音ミク」モデルが登場。ベースモデルはZ-8となっており、2025年8月から9月末までの受注期間限定での発売となる。
- メーカー希望小売価格:88,000円(税込)
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- SYGNHOUSE
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洗車ガジェットブランドSPICERRシリーズの第一弾は、充電式で電源コード不要のコンパクトな高圧洗浄機だ。TVの情報番組でも取り上げられるなど一時は品切れ状態になった人気モデル。
- メーカー希望小売価格:12,980円(税込)
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- ARAI
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アドベンチャー系の「ツアークロスV」派生モデル「TX-STRADA」を初展示。クルーザーやネオクラシック系モデルとの相性が良さそう。カラーは白、黒系2色、グラフィックの4タイプを予定しており、イエローは参考出品。価格は未定だが発売は遠くなさそうだ。
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- HONDA
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ホンダ純正エンジンオイルが装い新たにフルモデルチェンジ。長く愛されたウルトラシリーズから「ProHonda」へと名称も変更され、100%化学合成油を採用した最高峰のレーシングモデルなど全8種をラインナップ。ホンダ車オーナーは要注目。
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- SIDI
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レーシングブーツで有名なイタリアのフットウエアブランドにカジュアル系アイテムが仲間入り。シューズタイプの「NUCLEUS」にはゴアテックスモデルもスタンバイ。モカシンブーツタイプの「URBEXWP」は見た目以上に高いプロテクション性を誇る。
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- TANAX
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カーナビ、ドラレコ、音楽再生などでライディングを全方向サポートするスマートライドモニターがより大きな画面(6inch)になった。従来品と比べて明るさやや視野角の他、フレームレートが向上しており、今まで以上に視認性がアップしている。
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- WORKMAN
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夏は冷却プレートによって身体を冷やし、冬はカイロのように体を温める冷暖房服「ペルチェベストプロ2」。ワークマン史上最高の冷却/温熱効果を発揮するだけでなく、冷却スピードも向上している。
- メーカー希望小売価格:19,800円(税込)
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- GIVI
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走行中に受ける風(空気)の流れを整える「WINGFLOWシステム」をボックスの左右に搭載したツーリング向けモデル「V49AIR」。容量は49リットル、寸法は305mm×620mm×468mm(高さ×幅×奥行き)で、ヘルメット2つを収納できる。
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- HARD WORX
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ライディングギアブランド「RIDEZ」が展開するラゲッジブランド。ペットと一緒にバイク旅をしたいライダーにとって待ち望んだ商品の登場だ。容量は40リットル、ブラックとシルバーが用意されている。
- メーカー希望小売価格:44,000円(税込)
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- 警視庁 交通安全コーナー
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子供向け記念撮影コーナーと思いきや、注目の新型白バイ「NT1100P」の展示があった。AT仕様のみの市販車とは違い、通常のマニュアルトランスミッションを採用している点に注目。
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- MORIWAKI
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レースシーンやカスタムマフラーでお馴染みのモリワキが約20年ぶりの出展。往年のレース車両の展示と、それらをオマージュした最新のカスタム車両を対比させながらの展示が華やかだった。
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- SHELLO
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同社の看板商品「BOX SHELLO」は大人一人で組み立てが可能な個人用のガレージ。
昨今多発する盗難やイタズラから愛車を護る最手段として検討してみてはいかがだろうか。